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「 さよなら、またねの61日目 」
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4つの大きなカバンに荷物を詰め分けて

「これで、よし と!2つはおいらの、1つはククーね、 それから…」

「こっちのが、アタシが預かる分ね。アタシには重たすぎるから、遺跡の外まで運んでおいてよネ!
  フフ!ほんと、ビッケったらいつのまにこんなに持ち物ふえていたノかしラ!」

「ビッケはすぐモノを拾ったり取っておいたりするクセがあるからな。
  そうだ、ビビカ、 オレの荷物もいくつか預かっていてくれ。
  これはオレとビッケの荷物を渡してほしい人を書いたメモだ。」

そういってメモをビビカに渡し

「わかッタワ。まァ、私は外で荷物を見張っていルだけだけどネ!
  ちゃんと渡しておくから二人とも安心してチョウダイ。」

「フフ!ビビカありがとう。ビビカはまた女王さまのもとへ戻るんでしょう?その時に、これをおわたし。」
ビッケはそう言うと赤と水色と紫の光をたたえた宝玉を彼女に渡して

「ビビカ、きっとこれでキミは元の蜂のスガタにもどれるとおもうんだ。」
 

「本当にいいの…?」
ビビカはそれをおずおずと受け取り

「ありがとう。フフ、でもね、アタシインプのスガタになっているときも、
  キライじゃなカッタのヨ!フフフ おかしいわネ。」

「シシシ!ビビカはビビカだものね!
  おいらも牛のスガタでも、人のスガタでも、おいらはおいらだからね!ふふ。」

「さあさ!二人とも早く行って! もう草くさい牛の子の顔もブアイソウな鳥の子の顔も見あきちゃッタわ!」

「フフ!わかったよ。  それじゃあ、おいらたち 行くね! ククー行くよ! 
  ビビカ、もしキミがおいらに会いたくなったら、おいらの村をさがしておいで。この再会の木の実を渡しておくから。 きっとこの実が案内してくれるよ。」 
 
「それじゃあ、 元気でね!」
 
そういうと歩き出し、一度だけ振り向いて、大きく手を振り、また歩き出しました
 



61日目にビッケと友人のククーが 
お世話になったみなさまにお別れを言いに遺跡をかけまわる予定だったのですが、
お別れをいうのというのは とても時間がかかるもの。
ワタシの鈍足では一日ではまわりきれませんでした^^^^^^

お伺いする前にメッセをくださったみなさまのふいうちに
とても感動してしまいました。 まだだ、まだ終わらんよ・・・!

さらにS.O.U(903)の日記がとてもあたたかく、心が洗われました。大好きです ずっとずっと。


そんなわけで、ビッケたちでいう明日 62日目にも、
またあいさつをしに駆け回ろうかと思っています!

もうすこしだけ、おつきあいください!エヘヘ

 

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