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「 旅の記録 」
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4つの大きなカバンに荷物を詰め分けて

「これで、よし と!2つはおいらの、1つはククーね、 それから…」

「こっちのが、アタシが預かる分ね。アタシには重たすぎるから、遺跡の外まで運んでおいてよネ!
  フフ!ほんと、ビッケったらいつのまにこんなに持ち物ふえていたノかしラ!」

「ビッケはすぐモノを拾ったり取っておいたりするクセがあるからな。
  そうだ、ビビカ、 オレの荷物もいくつか預かっていてくれ。
  これはオレとビッケの荷物を渡してほしい人を書いたメモだ。」

そういってメモをビビカに渡し

「わかッタワ。まァ、私は外で荷物を見張っていルだけだけどネ!
  ちゃんと渡しておくから二人とも安心してチョウダイ。」

「フフ!ビビカありがとう。ビビカはまた女王さまのもとへ戻るんでしょう?その時に、これをおわたし。」
ビッケはそう言うと赤と水色と紫の光をたたえた宝玉を彼女に渡して

「ビビカ、きっとこれでキミは元の蜂のスガタにもどれるとおもうんだ。」
 

「本当にいいの…?」
ビビカはそれをおずおずと受け取り

「ありがとう。フフ、でもね、アタシインプのスガタになっているときも、
  キライじゃなカッタのヨ!フフフ おかしいわネ。」

「シシシ!ビビカはビビカだものね!
  おいらも牛のスガタでも、人のスガタでも、おいらはおいらだからね!ふふ。」

「さあさ!二人とも早く行って! もう草くさい牛の子の顔もブアイソウな鳥の子の顔も見あきちゃッタわ!」

「フフ!わかったよ。  それじゃあ、おいらたち 行くね! ククー行くよ! 
  ビビカ、もしキミがおいらに会いたくなったら、おいらの村をさがしておいで。この再会の木の実を渡しておくから。 きっとこの実が案内してくれるよ。」 
 
「それじゃあ、 元気でね!」
 
そういうと歩き出し、一度だけ振り向いて、大きく手を振り、また歩き出しました
 



ピーチさんの企画「偽島メルヒェン」
ビッケも参加してみました。メルヘンと聞いたらだまってはおれません!

何にしようかな、と悩んでいて
中でも好きなおはなしの「真夏の夜の夢」の妖精パックなんかもいいなと
思っていたんですが、部屋の中ごそごそしてて目に入った
「エルマーとりゅう」からエルマーを。これも大好きなおはなしです。

思った以上にフツウのぼうやになってしまいました笑 
肩に乗っているのはビビカです。無理があったかな・・・。

ざっとみただけでもたくさんの方が参加されてますね!
まだまだ増えそうなよかん。とってもたのしみです。


bikke + cucoo + vivica + logewardi + S.O.U

 
       モコ「ビッケくん、良かったら…受け取って欲しい、です…!」


       モコからもらったチョコレートは モコみたいな
       みどり色で まんまるの 抹茶のトリュフでした。

       とってもありがとう!
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